情報受信におけるハンディキャップ

情報弱者から3の視点

障がい者

●肢体不自由者
車いすを利用される方はに、施設にエレベーターやスロープ・障がい者用トイレがあるか、といった情報が必要です。また、車いすという低い目線でものを見る点にも配慮が必要です。

●視覚障がい者(全盲・弱視)
視覚障がい者の方には音声などによって情報を伝えることも必要です。現在はSPコードによる音声案内があります、近い将来は携帯電話を端末機にした音声案内が開発されると思います。

●色覚障がい者
日本人男性の約20人に1人、女性の約500人に1人が色覚障がい者といわれ、男性においては全体の約5%に当たります。これらの方は、様々なタイプにわかれますが「濃い赤と黒」・「赤から緑」・「紫から青」などの識別が難しくなります。

高齢者

個人差はありますが40代から老眼や白内障・緑内障などの症状が現れます。その中でも白内障は、水晶体が濁ることにより「目がかすむ」「明るいところでものが見えにくい」「ものが二重にみえる」など情報受信に影響を及ぼします。

外国人・子ども

平成19年版「出入国管理」によると外国人の入国者数は2006年で800万人を超えています、観光やビジネスの一時滞在者だけでなく、長期滞在者も多くなる傾向にあります。最近では中国やブラジル・フィリピンからの入国者も多く、これら全ての方々が日本語及び英語の読み書きが出来るわけではありません。重要な情報には、多言語表記やイラスト、ピクトグラム(マーク)などを併用することが必要です。カタカナ語にも、由来となる言語とは違う意味合いで使われている和製英語が多く、外国人には混乱や誤解を招くこともあります。

また、子どもに難しい漢字や表現は理解できません、ふりがなを付けたり難しい言い回しは避けましょう。

■参考 : 全日本印刷工業組合連合会「メディア・ユニバーサルデザインガイドライン」

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